ハート・ロッカー
The Hurt Locker
2008/アメリカ/ブロードメディア・スタジオ/131分
出演:ジェレミー・レナー アンソニー・マッキー ブライアン・ジェラティ レイフ・ファインズ ガイ・ピアース デヴィッド・モース
監督:キャスリン・ビグロー
http://hurtlocker.jp/
偏差値:57.9 レビューを書く 読者レビュー(6) 予告を見る
『ハート・ロッカー』は、世界で最も危険な仕事の一つ、アメリカ軍、爆発物処理班のある兵士を追った物語である。監督は『ハートブルー』『K-19』のキャスリン・ビグロー。脚本は、ジャーナリスト兼、脚本家でもあるマーク・ボールが自らの取材を元に執筆している。主演には、ジェレミー・レナーが、ジェームズ二等軍曹を演じ、サンボーン軍曹をアンソニー・マッキー、エルドリッジ技術兵をブライアン・ジェラティが演じている。さらに、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、デヴィッド・モースなど豪華実力派俳優が脇を固めている。
2004年夏。イラク、バグダッド郊外。アメリカ軍の爆発物処理班は、死と隣り合わせの前線の中でも最も死を身近に感じながら爆弾の処理を行うスペシャリストたち。ある日も爆弾の処理を行い、退避しようとした瞬間に突如、爆弾が爆破。一人が殉職してしまう。新しい中隊のリーダーに就任したウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)は、基本的な安全対策も行なわず、まるで死に対する恐れが全くないかのように振舞う。補佐に付くJ.T.サンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)とオーウェン・エルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ)は、いつ死ぬかもしれない緊張感、特に一瞬の判断のミスが死に直結する爆発物処理の任務のなかで、徐々にジェームズへの不安を募らせていく。彼は、虚勢を張る只の命知らずなのか、それとも勇敢なプロフェッショナルなのか‥。そんな男たちの想いとは無関係に激しい戦闘行為が繰り返される日常は続き、爆弾処理の毎日が過ぎていく─。ブラボー中隊、任務明けまで、あと38日。
2010年3月6日(土)より、TOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか、全国にてロードショー