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バレンタインデー

Valentine's Day
2010/アメリカ/ワーナー・ブラザース映画
出演:ジェシカ・アルバ キャシー・ベイツ ジェシカ・ビール ブラッドリー・クーパー エリック・デイン パトリック・デンプシー ヘクター・エリゾンド ジェイミー・フォックス ジェニファー・ガーナー トファー・グレイス アン・ハサウェイ アシュトン・カッチャー クイーン・ラティファ テイラー・ロートナー ジョージ・ロペス シャーリー・マクレーン エマ・ロバーツ ジュリア・ロバーツ テイラー・スウィフト 
監督:ゲイリー・マーシャル
主題歌:テイラー・スウィフト
http://www.v-day-movie.jp

偏差値:53.4 レビューを書く 読者レビュー(2)

『プリティ・ウーマン』の監督と豪華キャストが贈るロマンチック・ラブストーリー。

2010年のバレンタインデー、それは15人が全力で想いを伝える1日——。

一番大事な人が誰かがわかる、一年にたった一度の特別な日“バレンタインデー”

一年にたった一度、この星が愛の言葉できらめく日がある。2月14日、バレンタインデー。それは、あなたにとって一番大事な人が誰かがわかる、特別な日。勇気を出して告白した想いが一瞬で破れたり、単なる友人のはずがかけがえのない人だと気付いたり──この日、すべての人が、24時間限定のセンチメンタルなラブストーリーの主人公なのだ。

そんな世界共通のロマンティックな一日に注目したのが、今も恋愛映画の最高傑作のひとつとして絶大なる人気を誇る『プリティ・ウーマン』の監督、ゲイリー・マーシャル。描かれるのはロサンゼルスを舞台に、年齢も職業も愛のかたちも様々な、男女15人のバレンタインデー。その日、15人それぞれがすべてを懸けた愛の行方は——?

一緒に暮らす恋人に、朝一番でプロポーズをした、花屋を営む男。笑顔で婚約指輪を受け取った彼女は、彼が出かけた後に、なぜか部屋の荷物をまとめ始める。飛行機でたまたま隣り合わせた男女。男は洗練された物腰が魅力的な30代。女は11カ月ぶりに一晩だけ、ロサンゼルスでの滞在許可が出た軍人。会話を交わすうちに惹かれあう二人だが、共に目的地には意外な人が待っている。
理想の男性とめぐり合い、幸せいっぱいの小学校教師。医師の仕事でサンフランシスコへ出張に行く彼を、こっそり追いかけるつもりだ。ところが彼は飛行場ではなく、彼女には秘密の場所へと向かっていた。結婚50年を過ぎても変わらぬ愛を誓い合う夫婦。なのに、よりによってこの日に、妻は夫に重大な告白を始める。
付き合い始めて間もない、同じ会社で働く男女。しかし彼女は、誰にも言えないサイドビジネスに励んでいる。皆がみんな、バレンタインデーを楽しんでいるわけではない。今年も“バレンタインデーなんか大嫌いだ!パーティ”を開く、アメフトの有名選手のパブリシスト。そんな彼女に近づくスポーツキャスター。電撃引退の噂がある選手を取材したいだけだったが、彼女がバレンタインデーを嫌う本当の理由を知った時から、彼女の存在が気になり始める。
いくつもの恋の行方、愛の顛末のなかに、必ずあなた自身の過去の恋愛、そしてきっと未来の恋も見つかるはず。あの日あの時の、切ない想いを思い出して胸を熱くしながら、愛の喜びと人生の素晴らしさに涙せずにはいられない。それが『バレンタインデー』なのだ。

いくつもの恋の行方、愛の顛末のなかに、必ずあなた自身の過去の恋愛、そしてきっと未来の恋も見つかるはず。あの日あの時の、切ない想いを思い出して胸を熱くしながら、愛の喜びと人生の素晴らしさに涙せずにはいられない。それが『バレンタインデー』なのだ。


オスカー俳優を始めハリウッドのトップに立つキャストが集結、二度と実現不可能な『ラブ・アクチュアリー』以来の大型ラブストーリー

『エリン・ブロコビッチ』でアカデミー賞(R)に輝いた、「オーシャンズ」シリーズのジュリア・ロバーツ、『愛と追憶の日々』で同賞を受賞した大女優、シャーリー・マクレーン、『レイ』で同賞を獲得したジェイミー・フォックス、『ミザリー』で同賞を受賞したキャシー・ベイツ、『シカゴ』で同賞にノミネートされたクイーン・ラティファなど演技派が集結、さらに「ファンタスティック・フォー」シリーズのジェシカ・アルバ、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ、『ベガスの恋に勝つルール』のアシュトン・カッチャーほか、ジェニファー・ガーナー、ジェシカ・ビール、パトリック・デンプシーなど、ハリウッドの最前線を行くトップスターが顔をそろえた。


2010年は『バレンタインデー』で、一年にたった一度の感動を、一番大切な人と──。



STORY

 この日一日で、世界中でいくつの恋が実り、いくつの愛が消えていくのだろう──? 今年もやって来た、2月14日、バレンタインデー。ここ、ロサンゼルスの街でも、24時間で人生を変えるラブストーリーが始まった。

 花屋のオーナーのリード (アシュトン・カッチャー)は、ベッドの上で緊張していた。一緒に暮らす恋人のモーリー (ジェシカ・アルバ)に、朝一番でプロポーズすると決めていたのだ。目覚めた彼女は、笑顔で婚約指輪を受け取る。しかし、リードが配達の途中で自宅に立ち寄ると、仕事中のはずのモーリーが、荷物をまとめていた。
 小学校教師のジュリア(ジェニファー・ガーナー)は、ベッドの中ですねていた。この特別な日に、恋人の医師ハリソン(パトリック・デンプシー)が、出張でサンフランシスコへ行ってしまう。親友のリードから、内緒で追いかけろとたきつけられて決心するジュリア。しかし、そのリードが、空港まで彼女を引きとめに来る。彼の店からハリソンが、いないはずの“妻”に花を送ったと言うのだ。
 リズ(アン・ハサウェイ)は、ベッドの上で写真を撮っていた。初めて一夜を共にしたジェーソン(トファー・グレイス)の寝起きの顔を。二人は、同じ会社の受付係と郵便係。素敵な夜だったと言いながら、時計を見たリズは、急に逃げるように帰ってしまう。それでもジェーソンは、リズをバレンタインディナーに誘うが、デートの最中に席をはずした彼女の携帯電話での、とんでもない会話を聞いてしまう。
 エステル(シャーリー・マクレーン)は、夫のエドガー(ヘクター・エリゾンド)がベッドに運んでくれたバラの香りで目覚める。出逢って50年以上の二人は、今年はプレゼントはやめようと約束したのに、共に相手に内緒でとっておきの品を用意する。しかしエステルは突然、何年も隠し続けた“真実”を告白する。
 ロサンゼルス行きの飛行機の中で目を覚ましたホールデン(ブラッドリー・クーパー)は、カーテンを閉めようとして、隣の席の軍服を着た女性ケイト(ジュリア・ロバーツ)を起こしてしまう。大尉である彼女は、11カ月ぶりに一晩だけの滞在許可をもらい、これから大事な人に会いに行く。職業柄、人物観察が鋭いケイトは、ホールデンが深刻な恋の悩みを抱えていると指摘する。彼にも待ってくれるはずの人がいるのだが──。
 甘いこの日に、苦い想いをしている男女がいる。有名アメフト選手のマネージャーのカーラ(ジェシカ・ビール)と、スポーツキャスターのケルビン(ジェイミー・フォックス)だ。カーラは、毎年開く“バレンタインデーなんか大嫌い!パーティ”の参加者が、今年はまだゼロだと焦る。ケルビンは、スポーツの仕事を干され、朝からバレンタインがらみの取材ばかり。カーラからこの日が嫌いな理由を聞かされたケルビンは、心を動かされる。

バレンタインデーが終わるまで、あと数時間。
彼らは、本当に大事な人を見つけることができるのか? 
恋の数だけ、息が苦しくなるほどの、切ない結末が待っていた──。

2月12日(金)より 丸の内ルーブル他全国ロードショー

江口洋介『洋菓子店コアンドル』初日にバレンタインデーケーキをもらって照れ笑い

江口洋介『洋菓子店コアンドル』初日にバレンタインデーケーキをもらって照れ笑い

2011年2月11日(金)新宿バルト9にて、『洋菓子店コアンドル』の初日舞台挨拶が行われ、江口洋介、蒼井優、江口のりこ、尾上寛之、戸田恵子、深川栄洋監督が登壇した。