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The Imaginarium of Doctor Parnassus
2009/イギリス・カナダ/ショウゲート/124分
出演:ヒース・レジャー ジョニー・デップ コリン・ファレル ジュード・ロウ クリストファー・プラマー リリー・コール トム・ウェイツ ヴァーン・トロイヤー アンドリュー・ガーフィールド 
監督:テリー・ギリアム
http://www.parnassus.jp/

偏差値:58.7 レビューを書く 解説

Dr.パルナサスの鏡 [80点] [参考:1]

このレビューはネタバレを含みます

おとぎの国のような異世界映像が楽しい映画。

ヒースレジャーの役トニーを違和感なく繋げられるかなと、心配だったけどそれは演者と設定にも助けられてて面白く仕上がってました。

特に、あの異世界と現実の入れ替わりとトニー役の交代が飽きさせず、人が変わるたびに一枚、二枚と化けの皮が剥がれるみたいにトニーの本質が現れていく部分では今度は何を見せてくれるんだろう?というワクワク感があってそれが、なんとも楽しい。

ジョニーデップ、ジュードロウ、コリンファレル、それぞれよかったが、ヒースの漂わす得体の知れなさ感が似てるのとファンタジーという点で結びつきの多いジョニーデップが一番違和感なくマッチしていたのではないのかなと思いました。

ただ、それらの印象が強すぎて、話としては最後盛り上がりに欠けた感じでちょっと物足りなさが残ったかな。

娘役のリリーコールはお人形さんのように若くてきれい。でも、16歳の悩める微妙な年頃の女の子のようには見えずそれが残念。父と娘の関係をもうちょっと丁寧に見せてもらえれば、お人形さん然とならなかったかも。

2010/03/08 00:23

peco

参考になりましたか?

pecoさん、初レビューですね(^^)v

確かに最後はあっけない終わり方だったのが意外でした。
ヒース・レジャーが突然亡くなったためか、監督の最初からの意図なのかは分かりませんが、もう一捻りほしかったですね。

リリー・コールは大人びていて16歳には見えなかったですね。それにパルナサス博士の娘というよりも孫に見えてしまいました(笑)

kira (10/03/08 18:20)

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