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ホッタラケの島 遥と魔法の鏡

2009/日本/東宝
出演:綾瀬はるか 戸田菜穂 大森南朋 谷村美月 
監督:佐藤信介
http://hottarake.jp/

偏差値:53.7 レビューを書く 解説

日本なりによくがんばってます [69点]

日本でフルCGアニメというのが今までイメージできなかったのですが、スペクタクル満載で、よく頑張ってると思います。人間の表情とのなると、なんだかアンドロイドみたいに無機質的ですけど、あっちの世界の住人たちについては有機的によく描けているかなと。

話はすごくベタですけど、まあ、子供向けなので、こんな感じがちょうどいいのでしょう。やっぱり親子愛について描くのは王道中の王道ですが、回想シーンとか、大人でも結構泣けます。

綾瀬はるかの声はかわいいですね。ただ、あのミニスカート、見えそうで見えないようにわざと趣味的に演出してるとしか思えんのですが、そこが日本的というか・・・それは考えすぎでしょうか・・・。

2010/02/15 01:31

シネマガ管理人

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王道です [70点]

※ネタバレを含むレビューです。
子どもの頃、大切にしていた宝物という誰もがある思い出を軸にしたストーリーに、冒険、家族愛、出会いと別れなどのスパイスが
しっかりと効いた、素晴らしい作品でした。フルCGですが、人物がやわらかな線で温かみのある映像でした。
トロッコに乗って地下から島に上がっていくシーンでは、特に、ホッタラケで作られた情景が色鮮やかできれいです。
独特のタッチと質感をもつ映像は、予告編やポスターの印象とは大違いで映画に引き込まれます。
話はとてもわかりやすいし、きれいで楽しいですし、何といってもキャラクターが愛らしい!さらに懐かしい昭和を思い出すキャラクターや看板
なども登場するので、大人にも楽しめる映像です。
ホッタラケの島は もう、とってもキュートな世界で、最後の回想シーンでは涙が自然に出てきます。
大人は、なつかしい気持ちを思い出し、
子供は、大切なことを知る。
本当に心があたたかくなる とっても良いストーリーです。題にある「ホッタラケ」こと「物を粗末にすること」も考えさせられました。
忘れていく過去の価値観と思い出に、新しい物に眼を奪われいく日々を反省しました
きっと見終わった後に、みんな「ホッタラケ」にしていた思い出を思い出して、心がホンワカとなるでしょう。
子供だけではなく、大人の人にこそぜひ見て欲しい作品でした。
家族についての暖かい気持ちを思い出させてくれる
でもラストシーンは明るく希望をもって終わるので、温かい気持ちで映画の余韻を楽しめます。
核家族化が進む中、すれ違いの生活で離れていった家族愛を見直す機会になるでしょう。
ファンタジーアニメですが、家族愛や友情、勇気等のメッセージ性の強い作品です。

2009/08/16 06:51

こっこ

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普遍的だけど [75点]

テーマは、日本昔話で見たような感じで、映像も、どこかで見たような感じです。綾瀬さんは良かったし、キャラもかわいいけど、イマイチ感情移入できませんでした。同じアニメなら、サマーウォーズの方が好きです。

2009/08/16 00:31

ぷらねっと

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