Hors De Prix
2006/フランス/105分
出演:オドレイ・トトゥ ガッド・イルマレ マリー=クリスティーヌ・アダム ヴァーノン・ドブチェフ ジャック・スピエセル
監督:ピエール・サルヴァドーリ
(データベース登録者:ハローメロウ)
偏差値:58.6 レビューを書く
オールスターオドレイ感謝祭 [85点] [参考:1]
100%どころか5000%くらいオドレイ目当てで観た映画。その点で言えば実に素晴らしい、ほぼ100点の映画でした。
今回のオドレイはお金目当てに男を騙す小悪魔役。もっと純情な役が多い印象ですが、しかしそんなオドレイも素敵だし、正反対の役どころである「アメリ」でみたあの独特のキュートさもそのままである。それだけは言っておきたい。
男に買わせた高級なドレスや装飾品に身を包み、社交界を渡り歩くオドレイ。正直こんな美女になら騙されてもいい。
胸元のばっくり開いたドレスを着こなすオドレイも素敵だが、今回はそれだけじゃない。勿論、私服もあるし、水着姿から更には下着姿まで出血大サービス。色んなオドレイが楽しめる。正にレビューのタイトル通りファンにはこの上なくたまらない映画に仕上がっている。
あぁ、そろそろ映画の内容に触れましょう。いやもう正直、僕としてはこれだけでレビューは完結したと言っても過言じゃない。
で、内容ですが、その素敵なオドレイをホテルで働く普通の男が偶然とはいえ経歴を偽って彼女に近付き、仲良くなるものの、結局バレてフラれてしまう。だが男の目はまだ死んでいなかった。みたいなストーリーです。
その後男はこれまた偶然とはいえ、彼女と同じ立場の人間になる。つまりパトロンを手にしそこから二人の小粋な恋の駆け引きが始まる。といったところ。でもちょっと小粋すぎて状況が「ここどうなってるの?」と聞きたくなるシーンがあったりなかったり。
恋愛映画の超王道パターンである、くっついて離れてまたくっつくの流れではあったが、それにもちょっと捻りが加えてあるので好印象。
しかしこの様な映画は評価や点数が難しい。映画としては上の下くらいでオドレイ映画としてはほぼ100点なので、その間をとります。
とにかくこれは素晴らしいオドレイ映画なので、ファンの人もそうでない人も是非観てください。そして一緒に悪いオドレイに騙されよう!なんだこのレビュー。
2009/06/02 21:54