Terminator Salvation
2009/アメリカ/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
出演:クリスチャン・ベール サム・ワーシントン アントン・イェルチン ムーン・ブラッドグッド ブライス・ダラス・ハワード ヘレナ・ボナム・カーター
監督:マックG
http://www.Terminator4.jp
こうなって欲しくなかった [65点] [参考:1]
僕は大の「ターミネーター」ファンで、僕の映画人生はここから始まったといっても過言ではないくらいで、これには期待と不安がありました。あれだけお金をかけて宣伝していたから、内容もさぞかし良いだろうと思っていたのですが、がっかり。とりあえずシリーズとは別物の作品として鑑賞したのですが、それでもつまらない。
これと同じ感想を持ったのは「スター・トレック」ですね。理由は同じで<僕の趣味と違う>、そこなんです。これは音楽の趣味みたいなものと思って下さい。僕はSF好きですから、その分SFの趣味に関してうるさくなってます。僕にはSFはこうあるべきという期待みたいなものがいつも心の中にあるんですね。それがいかに自分の世界にマッチしているかという話で、例えば1作目は僕にとってまさにど真ん中だったわけです。ところが今回の作品はことごとく僕の嫌いな世界を突っ走っていました。ちなみに僕は割と「T3」は好きです。
面白いと思ったのはコロンビアのロゴがメカ風になっていた所と、ジョンの乗ったヘリが墜落する所くらい。その他はどうも僕の趣味じゃないです。マーカスの描き方もシリーズの世界観ぶち壊しで嫌いですし、未来のLAの世界も変な所でハイテクだったり、僕の想像と大分違ってました。ケイトの描き方も女戦士の描き方も僕にはとても安っぽく見えました。僕としては1作目で見られたような、もっと荒廃した世界を見たかったんですね。ここら辺はTV「サラ・コナー・クロニクルズ」がかなり僕の期待通りの世界に描いてくれてて、映画よりもこっちをプッシュしたいです。
次々と出て来るメカのデザインも最近のSFアクションにありがちなゴツゴツしたもので見飽きたもの。蛇メカ、バイク、捕獲機、スカイネット、どれも僕にはチャラチャラした色ものに見えました。違う!こんなんじゃない!と心の中で叫びました。子供にはいいでしょうが、何かシリーズの神聖なイメージを汚された気にさえなりました。メカの倒し方もかなり手を変え品を変え工夫してるとは思うのですが、どうも迫力がなく胸に響きません。破片が目の前ギリギリまで飛んでくるようないかにもスレスレアクションぽくみせました感もくどかったです。
一番良かったのはシュワルツェネッガーが出てきた所ですね。もうジョークにしか見えませんが、それでもファンとしては嬉しいですね。
2009/06/18 23:06
シネマガ管理人
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