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鈍獣

2008/日本/ギャガ・コミュニケーションズ/106分
出演:浅野忠信 北村一輝 ユースケ・サンタマリア 真木よう子 佐津川愛美 南野陽子 ジェロ 
監督:細野ひで晃
脚本:宮藤官九郎
撮影:阿藤正一
美術:富田麻友美
音楽:緑川徹
主題歌:ゆずグレン
http://donju.gyao.jp

偏差値:52.9 レビューを書く 読者レビュー(3)

なんで?どうして?どーゆーこと!?殺(ポロ)しても殺(ポロ)しても死なない鈍~いオトコが、大人になれないオトナたちを追い詰める―

(ストーリー)
25年前の事件。25年ぶりの出会い。
鈍すぎるアイツが「あのこと」を本に書いていた!?
すべてが相撲中心のおかしな田舎町、ときわ。そこに失踪した作家・凸やんこと凸川を探し、担当編集者の静がたどり着く。町のホストクラブ“スーパーヘビー”で待ち受けていたのは、凸やんの同級生の、ナンバーワンではなくオンリーワンホスト江田と、警察官・岡本、江田の愛人・順子ママに、ブリっこホステス・ノラの怪しすぎる面々。
実は数ヶ月前、江田と岡本は凸やんと再会していた。しかし自分たちの25年前の、絶対に知られてはいけない忌まわしい過去を、小説として連載していると知った二人は決心する。
「凸やんを殺(ポロ)す」と。
二人の殺意に鈍~い凸やんは全く気づかない。それどころか殺しても殺しても、ゼッタイに死なないのだ!なぜだ・・・!?そして物語は、驚愕の結末へとスリリングに加速していく。
脚本は宮藤官九郎。04年演劇界に衝撃を与え、岸田國士戯曲賞に輝き伝説となった舞台「鈍獣」を自ら映画用に練り直し。
そしてメガホンをとるのは、数多くの広告賞を受賞する気鋭の映像クリエイター細野ひで晃、個性的なキャストたちの驚異の化学反応をスクリーンに焼き付けた!!
愛すべきダメダメなオトナコドモたちが繰り広げるハードでハートフルな攻防!!
かつてない映画体験“鈍獣ワールド”をどっぷりと堪能せよ!!

2009年5月16日より シネクイント他にて全国順次ロードショー

細野ひで晃

『鈍獣』細野ひで晃監督インタビュー 

2009年5月16日(土)よりシネクイント他にて全国順次公開の『鈍獣』。卓越したビジュアルセンスで見る者を圧倒する鬼才、細野ひで晃監督がこのほどインタビューに応じた。

『鈍獣』ジェロ生歌舞台挨拶

『鈍獣』ジェロ生歌舞台挨拶

2009年5月7日(木)、九段会館にて、『鈍獣』の完成披露試写会が行われ、浅野忠信、北村一輝、ユースケ・サンタマリア、南野陽子、佐津川愛美、ジェロ、細野ひで晃監督が舞台挨拶を行った。