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フェイク シティ ある男のルール

Street Kings
2008/アメリカ/20世紀フォックス映画/109分
出演:キアヌ・リーヴス フォレスト・ウィテカー ヒュー・ローリー クリス・エヴァンス 
監督:デヴィッド・エアー
http://www.fakecity.jp

偏差値:49.2 レビューを書く 読者レビュー(1) 予告を見る

『ボーン・アルティメイタム』マット・デイモン
『ディパーテッド』レオナルド・ディカプリオ
そして09年、新たなクライム・アクションでキアヌ・リーブスが極限に挑む!

善と悪が交錯するフェイク シティ —— ロサンゼルスこの街は罪を犯している。
裏切られたと知ったとき、男は一線を超えた… 

ロス市警のラドロー刑事は正義のためなら手段を選ばず、誰もが嫌がる闇の仕事に手を染めてきた。そんな時、彼はかつてのパートナーを目の前で殺され、犯人を取り逃がしてしまう。ところがそれは単なる殺人ではなく、事件の裏には想像を超える“何か”が隠されていた。彼は巨大な悪に操られていたに過ぎなかったのだ。やがてラドローは踏みにじられたプライドを賭け、決して後戻りできないエリアに足を踏み入れるのだった…。

これが本物のクール!男のプライドとルールにハマれ!! 

目覚めた瞬間から片時も銃を離さず、亡き妻のぬくもりを振り払い、現場に向かう前にはウォッカのミニボトルをあおる。そして犯人に容赦なく向ける銃口——信じるもののためには手段は選ばないーそれがこの男のルール。『マトリックス』シリーズで頂点を極めたキアヌ・リーブスが、これまでのイメージを覆す役柄にチャレンジしたのは、極限状態に追い詰められたベテラン警官の孤独な闘いと葛藤。それが『フェイク シティ ある男のルール』のトム・ラドロー役なのである。彼が壮絶なアクションの中で時折見せる影のある表情と瞳の奥には、ハードな人間ドラマが渦巻いている。一切の甘さを捨て、かつてこれほどクールでプロフェッショナリズムにあふれたキアヌを見たことがあるだろうか?しかも本作に先立つ08年12月には話題の超大作『地球が静止する日』の公開が決定し、円熟味を増した“キアヌ・ブーム”が再燃。ファンならずともキアヌから絶対に目が離せない!

『L.A.コンフィデンシャル』を超えるセンセーショナルなクライマックス

ドラマチックな男の生き方と、スピード感溢れるアクションに目を奪われがちであるが、本作品が超一流のクライム・サスペンスであることも間違いない。それは脚本を、『L.A.コンフィデンシャル』の原作者として知られるベストセラー作家のジェームズ・エルロイが手がけているからこそ。欲望と虚飾に満ちた街、ロサンゼルスを舞台に、エルロイならでは心を突き刺すような深いストーリーが限界までヒートアップする!