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■■           週刊シネマダイレクト

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2006/5/15 Vol.86
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こんにちは。澤田です。

36年ぶりに全国のスクリーン数が3000を超えたそうですよ。映画の景気が良く
なるのはいいことですね。これから続々話題作が出てくるでしょうし、家の近
所に映画館が出来れば、映画を見にいくのも楽になりますよね。やっほー!

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コラム「スルメ映画・セカンド」
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前回のスルメ映画特集、なかなか評判が良かったようで、「まぐまぐ」で「今
週のオススメ」に選ばれました! ありがとう! というわけで、今週は急きょ
スルメ映画特集第2弾としまして、イチオシのスルメをいくつか紹介します。

「スター・ウォーズ」
メダルを授与されてからのフィナーレ。あのテーマ曲。何度見てもグッと来ま
すね。映画はこうでなくっちゃ。

「市民ケーン」
映画のすべてがこの1本に集約されているといっても過言ではありません。面
白いというよりは、巧いんです。演出のワザの決まり方にほれぼれします。

「ベン・ハー」
このスケールの大きさ! 何度見ても圧倒されますね。大作を見たぞ!という
満腹感があります。ヘストンみたいな俳優は、もう今はいないんですかね。

「シャイニング」
キューブリックの作品は全部スルメです。逆に言えば1回見ただけで見た気に
なっちゃいけない監督ですね。僕は廊下の描き方が好きです。

「ストーカー」(ロシア)
ロシアの映画には無形のものが描かれています。空気とか風とか、そういった
ものです。だから何度見ても味わい深いんです。

「東京オリンピック」(日本)
出てる人たちが本物ですからね。やっぱり本物は何度見てもいいものです。

「生きる」(日本)
見るたびにコクが増していく気がしますね。命ある限り、今後も一生見ていか
なければならない映画です。

「男はつらいよシリーズ」(日本)
なぜだか見てるとすごく安心するんですよ。泣いて笑って、まったり見ましょ。

(おまけ)
スルメびと
見れば見るほど好きになる俳優、5分でパッと思いついた人たち。
多才な人よりも、いつも同じような役を演じる人の方が僕は好きかな。

1.クリント・イーストウッド
毎年最盛期です。「ミリオンダラー・ベイビー」の最後の泣き顔が良い。

2.高倉健
ほんと、日本の宝ですよ! 「網走番外地」はもう全部見たか?

3.ジャンヌ・モロー
フランス人はスルメびとなんです。「突然炎のごとく」をよろしく。

4.トム・ハンクス
今一番好きな俳優かも。「ロード・トゥ・パーディション」最高!

5.ジェームズ・スチュアート
僕の最初のスルメびとです。「素晴らしき哉、人生!」うますぎ!

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