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■■           週刊シネマダイレクト

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2005/5/16 Vol.43
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こんにちは。なんと1ヶ月ぶりの澤田です。最近メルマガの更新をサボってば
かりですみません。来週から通常通り毎週配信していきます。

宣伝ですけど、ゴールデンウィーク中に僕は映画とは関係ない新しいホームペ
ージを作ってみました。このご時世にタバコのホームページです。よかったら
見てください。
http://sherlock-jr.net/

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ミニコラム「directed byとdirector」
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アメリカ映画のクレジットで、監督の名前が出てくるところで、「directed by 
誰々」という風に表記してありますね。これを「director 誰々」という風に変
えたとしても意味は同じです。

ところが、監督名の表記には決まりがあって、勝手に変えられないのです。か
つてショーン・ペンが「インディアン・ランナー」を演出したことがありまし
たが、このクレジットで彼が「writer/director Sean Penn」とすることを望
んだのにも関わらず、監督組合がそれを拒否しました。もめたあげく、結局は
監督組合の申し出通り「written and directed by Sean Penn」になったの
です。

僕らにはその違いがよくわかりません。観客にとっては名前の表記なんてどう
ってことないのですが、組合にとってはこれはすごく大事なことのようです。
だから監督のわがままも組合の力で簡単にねじ伏せられてしまいます。たとえ
名のある監督でも、自分の思い通りに作品を作らせてもらえないんですね。で
もそうなると、どこからどこまでが監督の仕事になるんでしょうね?

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