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■■           週刊シネマダイレクト

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2006/9/11 Vol.100
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こんにちは。いつも気まぐれマイペースな澤田です。

今日はユンケル飲んだので、色々書きますね。

新聞の勧誘が来たら、いつもたっぷり商品券をもらってから契約するようにし
てるんですけど、今回はなんと「現金」で1万円もらっちゃいました。別に脅
したわけでもなく、普通にポーカーフェイスで「3ヶ月1万円の商品券でいい
ですよ」と言っただけ。そしたら現金でくれた。30秒で商談成立。僕はお金
がもらえたし、勧誘の人は契約がとれてお互いに幸せになれたからこれでいい
んです。それにしても、いったい勧誘の人は、1件契約するといくら報酬をも
らってるんでしょうね。

ガッツ石松さんがOK牧場を目指してアリゾナ州を縦断する旅番組を見て感動
しました。ガッツさんって本当にいい人だなあ。あと、やっぱりアメリカ西部
の雄大な眺めは最高です! 僕はこういう旅番組が何よりも好きなんだなぁと、
今頃気づきましたよ。そういえば、僕が一番好きだった番組「アメリカ横断ウ
ルトラクイズ」も言ってみれば旅番組のようなものでした。

テレビ番組といえば、今月で終わってしまうNHKの「サラリーマンNEO」(火
曜23時放送)。まだ見てない人、一度は見ておくべきだと思いますよ。計算さ
れたアホセンスにびびりまくりです!

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名作再確認「ベン・ハー」
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以下、アドリブで思いつくまま自由に書くため、だらだらしますが、よろしく。

この前寝込んで会社を休んでたときに、家でごろごろしてるのもなんだからと、
長い映画を見て頭を使おうと思いました。そして選んだ映画が「ベン・ハー」
でした。これ、もう何度見たか覚えてないほどよく見てますけど、久しぶりに
この前見て、メンタマが飛び出るほどぶったまげました。もう何度も見てるの
に、この驚きは新鮮でもありました。

改めてみて、いやほんと、これは大傑作だと思いますよ。映画史では10本の
指に入る大傑作。これぞまさにスペクタクル大河ロマンですか。見終わった後
は、「大作を見たぞ」という満足感でいっぱいになります。4時間くらいの映
画ですけど、もっと壮大なスケールに感じますね。とにかく娯楽映画としては、
これに勝るものはないですね。映像も素晴らしい。音楽も衣装もセットもなに
もかも第一級品です。よくあの時代にこんな映画をこしらえたもんです。

やっぱりガレイ船のシーンは、何度見ても大興奮させられます。あの太鼓の音、
奴隷達が汗だくになって、どでかいオールを漕ぐシーン。あの筋肉の動き。こ
れが映画の力強さだと思いますね。ほんと。チャールトン・ヘストンの顔も野
心に満ちあふれていて、最高ですね。ジェームズ・ディーンのそれよりも僕は
「ベン・ハー」のヘストンの目にかつてない物すごい目ヂカラを感じます。

これって宗教映画なんですよね。キリストの。でも僕はそんなもんじゃないと
思うんですよ。これは純粋に娯楽大作。たとえキリストを知らなくても楽しめ
るんじゃないでしょうか。僕は無神論者ですが、この映画の神々しさ、最後の
ラストシーンには鳥肌が立つほど感動したものです。

ここで一番伝えたいこと、それはこれがリメイク映画だということです。実は
サイレント映画でも「ベン・ハー」があったんです。特にフレッド・ニブロ監
督の「ベン・ハー」の評価は高いです。僕はこの旧作にもすこぶる感動しまし
た。これを見ると、ヘストン版の「ベン・ハー」が、このニブロ版の「ベン・
ハー」をそっくりに真似た映画だということがわかります。ここまでくるとヘ
ストン版のオリジナリティはなんなんだ?と思いたくもなるのですが、それで
もこれがリメイクであることをまったく問題としないほどに、ヘストン版は素
晴らしかったのです。だから僕は、リメイク映画に関しては寛容です。そうい
えばピーター・ジャクソンの「キング・コング」、これは旧作を凌ぐ大傑作で
した。

それにしても、今この歳になってみると、ベン・ハーの恋人役の女優が、名前
わからないけど、綺麗なこと綺麗なこと。こんなに綺麗な人はそういませんよ。
昔はこの人のことはなんとも思わなかったんですけど、今じゃ理想の女性像で
す。そういう意味でも新たな発見がありました。あー、書いてるうちに、また
「ベン・ハー」見たくなってきました。

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